シャンプーを使わないでフケ・べたつき・臭いを改善!湯シャンのやり方・効果を解説【専門書ノウハウあり】

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ダイエット・健康習慣

どーも。ゆーと(@maho_no_goissyo)です。

ぬるま湯だけで洗髪する方法(=湯シャン)が注目されています。湯シャンは頭皮の皮脂を取り除き過ぎないことで、表面のバリア機能を高めたり、頭皮へ栄養をしっかり届けたりする考えです。

この記事内容は以下の書籍を参考にまとめました。

【シャンプーをやめると、髪が増える】

【髪が増える術――成功率95%のプロが教えるすごいメソッド】

【この記事でわかること】

  • 頭皮の構造や発毛のメカニズムから見たメリット、デメリット
  • 正しい洗髪の方法
  • 湯シャンが合う人、合わない人
  • 注意するべき点

この記事内容を実践すれば、頭皮に活力が生まれて細胞が正常に働き始め、頭皮のトラブルが解消できるでしょう。

皮脂の過剰な分泌を抑え、薄毛・抜け毛・白髪を防止する

みなさんの頭部の表面は皮脂で覆われています。下図でいうと、表皮の上部にあたります。

引用:BASIC CHEMICAL

この皮脂がべたつきになり、頭部の環境が崩れて抜け毛や痩せ毛の原因と思われがちです。しかし脂は頭皮や毛髪を保護したり、保湿したりする役割(=バリア機能)を持っているのです。

シャンプーを使って髪を洗うと皮脂も洗い流しています。皮脂が洗い流されると、体は再びバリア機能を保持するために皮脂を分泌させます。

その結果、本来毛髪へ使われるはずの栄養が皮脂の分泌に回されて不足し、薄毛や白髪に繋がります。さらには皮脂を過剰に分泌して、べたつきも起こってしまうのです。

湯シャンの正しいやり方

髪に付着している汚れの80%はシャワーで落とせます。汚れの20%は最低限必要な皮脂であり、頭皮に残せば過剰な皮脂の分泌を抑えられます。詳しい洗髪の手順と注意点を見ていきましょう。

髪を洗う前に必ずブラッシングするべき

ブラッシングすると毛髪に付着したホコリやフケを落として、汚れが洗いやすくなります。

また豚毛やイノシシ毛などの動物毛で作られたヘアブラシがおススメです。なぜなら動物毛はヘアオイル(皮脂)を吸収するのです。自分に一番合う自身のヘアオイルを含んだブラシは、髪をとかすだけで潤いやツヤを与えてくれるでしょう。

僕も豚毛やイノシシ毛が混ざったヘアブラシを長年愛用しています。

ネットでは今は同じブラシは手に入りません。今回は類似品をご紹介。

お手に取りやすいようにコスパのよい商品となってます。気軽に試してみるにはピッタリの一品です。

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お湯の温度を35度以下にして臭いを落とす

ぬるめのお湯で皮脂は十分洗い流せます。しかし頭髪の嫌な臭いが気になり、シャンプーでしっかり汚れを落としたくなりますよね?

そもそも嫌な臭いは皮脂をシャンプーで洗い流すと発生します。シャンプーで皮脂膜が取り除かれて皮脂腺が皮脂を過剰に分泌。その結果、皮脂が酸化するのです。

ブログの図解
引用:BASIC CHEMICAL

皮脂の酸化によって生じる過酸化脂質やアンモニアが臭いの原因となります。しかし、この過酸化脂質やアンモニアは、お湯で洗い流せるのでご安心を。

お湯の温度が35度以下の理由は頭皮の表面温度です。頭皮の表面温度は34~35度であり、その温度と同じ・あるいは低めにすれば、皮脂の過剰な洗い流しを防止できます。

ちなみに焼肉などで付着する油溶性の臭いを落としたり、冬場の寒いお風呂場で髪を洗ったりする場合もあるでしょう。その場合はお湯の温度を1~2℃上げれば臭いが落ちて、風邪もひかないでしょう。

優しくマッサージするように洗う【アミノ酸溶出防止】

頭皮の栄養が溶けて流れることはアミノ酸溶出と呼ばれています。過度なマッサージや摩擦で起りやすいのです。

髪を洗う際の指使いは、赤ちゃんの髪を洗うくらいの弱い力でよいでしょう。力加減のイメージはお豆腐をなでるくらいです。頭皮を傷つけると炎症の原因になるので注意しましょう。

ドライヤーの冷風で乾かす

頭皮を乾かさないと雑菌が繁殖したり髪が痛んだりします。しっかりとドライヤーで乾かしましょう。

ただしドライヤーの熱風はキューティクルをめくらせます。キューティクルは毛髪の表面にあるうろこ状の組織です。これがめくれると、毛の内部に含まれる水分が蒸発して痛むのです。

引用:BASIC CHEMICAL

キューティクルの破壊を防ぐためには、冷風で乾かせば良いのです。

熱風を使いたい方は、ドライヤーを髪から15cmほど離して、温風と冷風を交互に切り替えましょう。少しでも髪へのダメージをやわらげられます。

髪へのダメージが気になる方は、パナソニックナノケアがおすすめです。

独自技術によって微細化した水分を含んだイオン(ナノイー)が温風にたっぷりあります。

このナノイーによって髪を乾かしながら、毛先までうるおいを与えてくれます。

このうるおいは頭皮にも効果があり、地肌の過度な乾燥を抑え、健やかな頭皮環境を保ちます。

僕も旧式となりますが長年ナノケアを愛用してます。ドライヤー後も髪のパサつきが見られずに髪もまとまります。

髪表面に保たれるうるおいにより、ブラッシングの髪通りもスムーズな印象でして枝毛も見られません。

さらに最新型はより高い浸透性を持ったナノイーに改良されています。

ドライヤーは毎日使うものです。質の高いドライヤーを使って、頭皮環境を整えていきましょう。

いつまで続ければ効果が出る?【結論】4~5か月は様子を見よう

体質を変えるには一定の時間が必要です。個人差はありますが、数か月かかるという心持ちで湯シャンを継続していきましょう。

湯シャンをあきらめるケースが多いのは今まで過剰に出ていた皮脂を減らす段階です。シャンプーを止めると、一時的に皮脂が頭皮に残ります。その皮脂がべたつきを起こして堪えられなくなり、挫折するのです。

挫折しそうになる前に習慣を作るコツをまとめた記事をご覧ください。挫折する理由を解説しています。

習慣とは?必要な期間、できない理由を解説

べたつきを抑えるために少し熱めのお湯で洗ってください。熱めのお湯で洗えば皮脂が落ちやすくなります。あるいは洗髪の頻度を1日2回に増やすのも効果的でしょう。

湯シャンが持つ3つ効果

頭皮表面ではどのような効果が表れているのでしょうか?頭皮の構造や組織の働きに着目して、効果のメカニズムを説明します。

必要な皮脂を残しつつ汚れを落とせ、フケや乾燥を抑える

健康な頭皮の表面(=表皮)には、皮脂線から分泌される皮脂によって膜が形成され保湿しているのです。

しかし洗浄力の高いシャンプーを使うと必要な皮脂も洗い流します。

湯シャンは洗浄力は落ちますが頭皮に付着している80%の汚れは洗えます。残りの20%の汚れは皮脂膜の形成に使われます。

汚れをすべて洗い流さないおかげで、頭皮環境が整ってフケや乾燥のトラブルが発生しないのです。

栄養が毛髪に行き渡り、薄毛や抜け毛・白髪を予防できる

シャンプーによってバリア機能を持つ皮脂が頭皮から奪われます。皮脂が奪われると、皮脂腺がバリア機能を回復させるために皮脂を分泌します。

シャンプーを使って皮脂不足が続くと、皮脂腺は学習してより大きくなります。つまり皮脂を分泌する量が増えるのです。皮脂を分泌するためには栄養が必要です。毛髪に使われるはずだった栄養が皮脂の分泌にまわされ、頭皮は栄養不足になります。

毛髪が栄養不足になると髪の色素を作るメラノサイトの働きが弱まり、白髪が増えます。

引用:BASIC CHEMICAL

おなじく毛根を作る毛根幹細胞が弱まり、髪が薄くなったり髪が抜けたりするのです。

頭皮に界面活性剤を接触させない

シャンプーに含まれる界面活性剤は頭皮のバリア機能を破壊します。バリア機能が破壊されると異物の侵入を許したり、表皮に含まれる水分が蒸発したりと、健康な毛髪は育ちません。

加えて界面活性剤に含まれる細胞毒性がバルジ領域に侵入し、毛根を作る毛根幹細胞が破壊されるのです。

引用:BASIC CHEMICAL

つまり毎日シャンプーすると頭皮にダメージが蓄積するのです。

実は毎日髪を洗う習慣は1976年頃から始まっており、それ以前は週に1回洗う程度だったのです。

湯シャンが合わない人の特徴

体質によっては湯シャンが臭いやべたつきの原因になります。

以下の項目に当てはまる方は要注意。徐々に湯シャンの頻度を上げるなど、自分に合っているかを確認しながら取り組みましょう。

  • 体質的に皮脂の分泌が多い人
  • 一時的に増加するベタツキに耐えられない人
  • ワックスなど整髪料を毎日使う人
  • どうしても髪にツヤが欲しい人

これらの特徴について細かく見ていきましょう。

湯シャンをやめてほしい!デメリット4選

ここからは湯シャンの悪い点や、シャンプーを使った洗髪のメリットについてお届けします

べたつきが増える可能性がある

皮脂の分泌が多い

体質的によっては過剰に皮脂を分泌する人がいます。そもそも湯シャンの洗浄力はシャンプーと比較すると落ちます。シャンプーによる洗髪で頭皮環境のバランスが取れている人は、無理に湯シャンへ変更する必要はないでしょう。

逆に頭皮が乾燥しやすい人は湯シャンに適しています。

シャンプー洗髪を続けた人

シャンプーを使っていた人は、その洗浄力のせいで皮脂を過剰に分泌してきました。つまり皮脂を出す皮脂腺が大きくなっており、皮脂量が常に多く分泌されています。

湯シャンを続けると皮脂は減ってきます。減るまでの間は、少し熱めのお湯で洗う、あるいは洗髪の頻度を1日2回に増やすのがおススメです。皮脂が落ちやすくべたつきが改善されます。

ワックスなど整髪料は湯シャンで落としきれない

整髪料を毛髪につけたまま過ごすと頭髪のトラブルに繋がります。

毎日整髪料を使う方には湯シャンは適さないでしょう。たまに使用される方は、整髪料の日はシャンプーで洗い、整髪料を使わない日は湯シャンとすればOKです。

髪のツヤが少なくなる

シャンプーにはコーティング剤が含まれており、毛髪が人工的につやつやになるのです。つやつやな髪は見栄えがよく、好印象を与えられます。

少しツヤが落ちても頭皮の環境を整えたい!このような方に湯シャンは適しています。

湯シャンを試して頭皮に栄養を届けよう

シャンプーの過度な洗浄力により、頭皮の栄養は余分な皮脂の分泌に奪われています。

環境が崩れた頭皮では活力ある毛髪が育たずに、薄毛や抜け毛・白髪のトラブルが起こります。

まずは湯シャンを週1回程度の頻度から始めて自分に合っているかを確認してみてくださいね。

毎日の生活に根付いた習慣を見直せば、確実に実行できて簡単に自分を改善できます。今回の洗髪方法を変えたように。

頭髪環境の維持は生活習慣の見直しも必須です。

湯シャンが自分に適したとしても、生活の基本である食事や運動などがおろそかでは湯シャンの効果が出にくいでしょう。

湯シャンのお試しと合わせて以下のメソッドも参考にしてください。

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